左派勢力「サンダースvs.ウォレン」の熾烈な「サバイバル・ゲーム」

ウォレン氏優勢（左上）、サンダース氏劣勢（右下）、さらに劣勢バイデン前副大統領(Ｃ)AFP=時事

【ワシントン発】　2020年民主党大統領候補指名獲得争いに出馬している候補者によるテレビ討論会は合計12回開催されることになっているが、第2回目が『CNN』主催で7月30日と31日の2日間、ミシガン州デトロイトで開催される。

　第1回目は6月26日と27日の2日間、フロリダ州マイアミという「激戦州」で開催されたが、今回のミシガン州も、野党・民主党がホワイトハウスを奪還するために絶対に勝利しなければならない「接戦州」である。

　指名獲得争いはエリック・スワルウェル下院議員（カリフォルニア州第15区選出）が離脱したものの、依然として乱立状態となる24名がしのぎを削っており、民主党全国委員会（DNC）が設定した世論調査と政治資金調達のそれぞれの要件を満たした候補者20名が、今回も2グループに別れて討論会に臨むことになる。

第2回討論会の顔ぶれ

　第2回テレビ討論会に出席できるのは、アルファベット順に下記の顔ぶれである。■マイケル・ベネット上院議員（コロラド州選出）

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