12日の記者会見では孫正義ソフトバンクグループ会長(左。右はゾゾ創業者の前澤友作氏)も登場。場を盛り上げた(筆者提供、以下同)

 

 「ソフトバンク」傘下の「ヤフー」が、衣料通販サイト「ゾゾタウン」を運営する「ZOZO(ゾゾ)」を買収する。宇宙旅行の予約、剛力彩芽との交際など何かとお騒がせなゾゾ創業者・前澤友作の社長退任に注目が集まったが、ヤフーが最大4007億円を投じてゾゾを傘下に収める理由は、ただ1つ「打倒・楽天」である。

 一方、「楽天」も10月以降、自前の通信網を持つ第一種で携帯電話事業に参入し、ソフトバンクグループの収益源に殴り込みをかける。孫正義と三木谷浩史。20年以上、日本のIT業界を引っ張ってきた2人が、ついに正面から激突する。

キーワードは「爆増」

 ヤフーはTOB(株式公開買い付け)を実施し、前澤氏が保有する同社株約37%の大半を含む50.1%の買い取りを目指し、ゾゾを子会社にする。43歳の前澤氏は突然ZOZOを去る理由を、「どうしても宇宙に行きたいから」と説明したが、それは前澤一流の「ストーリー」に過ぎない。

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