ヤフー「ZOZO買収」で勃発「孫vs.三木谷」IT頂上決戦

執筆者:大西康之 2019年9月14日
エリア: 日本
12日の記者会見では孫正義ソフトバンクグループ会長(左。右はゾゾ創業者の前澤友作氏)も登場。場を盛り上げた(筆者提供、以下同)

 

 「ソフトバンク」傘下の「ヤフー」が、衣料通販サイト「ゾゾタウン」を運営する「ZOZO(ゾゾ)」を買収する。宇宙旅行の予約、剛力彩芽との交際など何かとお騒がせなゾゾ創業者・前澤友作の社長退任に注目が集まったが、ヤフーが最大4007億円を投じてゾゾを傘下に収める理由は、ただ1つ「打倒・楽天」である。

 一方、「楽天」も10月以降、自前の通信網を持つ第一種で携帯電話事業に参入し、ソフトバンクグループの収益源に殴り込みをかける。孫正義と三木谷浩史。20年以上、日本のIT業界を引っ張ってきた2人が、ついに正面から激突する。

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執筆者プロフィール
大西康之 経済ジャーナリスト、1965年生まれ。1988年日本経済新聞に入社し、産業部で企業取材を担当。98年、欧州総局(ロンドン)。日本経済新聞編集委員、日経ビジネス編集委員を経て2016年に独立。著書に「稲盛和夫最後の闘い~JAL再生に賭けた経営者人生」(日本経済新聞)、「会社が消えた日~三洋電機10万人のそれから」(日経BP)、「東芝解体 電機メーカーが消える日」 (講談社現代新書)、「東芝 原子力敗戦」(文藝春秋)、「ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正」(新潮文庫) がある。
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