
フルシチョフソ連首相がキューバからのミサイル撤去を発表したのは、1962年10月28日のこと。朝、ケネディ米大統領が教会に行く(写真)という情報を知り、これが米ソ開戦を暗示するものだと考えたのだった。のちにこの日は「黄金の日曜日」と呼ばれるようになった (C)AFP=時事
2020年早々、「第3次世界大戦」になるかもしれないとの危機だった。
周知のとおり、1月3日にイラク国内でイランの革命防衛隊クッズ部隊(コドス部隊やコッズ部隊とも呼ばれる)の司令官ガセム・ソレイマニが、イラクの親イランシーア派民兵組織「カタイブ・ヒズボラ」の指導者であるアブ・マフディ・ムハンディスと共に殺害された。それをきっかけとして、軍事的緊張関係がコントロール出来ないほどエスカレートするのではないかと懸念された。

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