「裏返し」の並びをもつ惑星系を発見

2026年3月14日
タグ: 宇宙
LHS1903と呼ばれる赤色矮星の周りを4つの惑星が周回する惑星系のイメージ。手前は、大きく赤茶色であり、クレーターが見える岩石惑星。背後には青と白の惑星、青と茶色の縞模様がある惑星、岩石の表面を持つ惑星の比較的小さな惑星が並ぶ (C)ESA/Handout via REUTERS
現在の惑星形成理論では説明できない珍しい惑星系が発見された。ガス惑星の外側に岩石惑星がある惑星系である。しかもこの岩石惑星は、惑星を形成する材料のほとんどが使われつくした後に生まれた可能性があるという。

[ワシントン発/ロイター]惑星系は、欧州宇宙機関の宇宙望遠鏡CHEOPSによって観測された。位置は、地球から約117光年、やまねこ座の方角。1光年とは光が1年間に進む距離で、約9兆5000億キロメートルに相当する。比較的小さく暗い恒星の一種である「赤色矮星」の周りを、2つの岩石惑星と2つのガス惑星、計4つが公転する惑星系だ。

 恒星は「LHS 1903」と呼ばれるもの。太陽と比べて質量は約半分、明るさは約5%程度である。研究チームがこの惑星系に着目したきっかけは、惑星の並び順だ。最も内側の惑星は岩石惑星で、その次には2つのガス惑星が並ぶ。さらに外側の4番目の惑星は、現在支持されている理論ではガス惑星になるはずだが、岩石惑星なのである。

カテゴリ: 医療・サイエンス
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