新型肺炎「感染源」いまも打ち消せない「疑惑」と「謎」
2020年2月12日
中国各地で、湖北省帰りや感染が疑われる症状のある家のドアを、近所の住民が溶接したり板で塞ぐなどといった、おぞましい事態が散見されている。
病院の門に立つ防護服の男の手には警棒があり、自宅から防護服の男たちに力ずくで押さえ込まれ連行されていく映像もみられる。即席の病院となった武漢の国際展示場では、入院者が、
「トイレが会場にひとつだけ。糞尿が外のそこら中にある」
とSNSで訴える。
湖北省の東隣の陝西省では警官が盾に警棒、警察犬を連れて隊列で街を練り歩く。
全土で都市はゴーストタウン化し、山西省、四川省、北京では集まって食事する「会合禁止令」が発令された。
封鎖都市が増えつつある、新型コロナウイルスの拡大という事態。
このパンデミックの感染源が、
「本当に武漢市の『華南海鮮市場』で売られていた野生動物なのか。ほかに複数あるのではないか。やはり、武漢のウイルス研究所からのウイルス流出の可能性もあるのではないか」
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