「トランプよりサンダース」プーチンの鞍替え戦略
2020年2月26日
ロシアが11月の米大統領選に向け、民主党候補者争いのトップを走るバーニー・サンダース上院議員をSNS(交流サイト)などで支援していることが、米情報機関の分析として報じられた。
ロシアは中道派のジョー・バイデン前副大統領を最も嫌っており、「民主社会主義者」を自称するサンダース氏が民主党候補になることを望んでいる模様だ。
ドナルド・トランプ、サンダース両候補による本選挙になった場合、ウラジーミル・プーチン大統領はサンダース氏を支援する可能性がある。
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サンダース氏は2月21日の声明で、米政府から1カ月前にロシアの行動について報告を受けたと述べ、
「ロシアはわれわれを分断して米国の民主主義を傷つけようとしているが、私はトランプ大統領と違い、断固として闘う」
「私が大統領になれば、一切関与させない」
と強調した。
一方のバイデン氏は、
「ロシアは私が民主党候補になることを望んでいない。トランプ大統領と同じ立場だ」
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