世界のゴルフ界が取り組む「革命的」4大改革
2020年2月26日

「しぶこ」も決してポッと出のラッキーガールではなく「改革」で実力が開花した1人(C)時事
昨今、世界のゴルフ界で次々と変化が起こりつつある。
誰もが頷く変化もあれば、多くの人々が首を傾げる提言もある。変わることが必ずしも良いとは言えないケースもあるが、時代に即した変化や改革が必要であることは言うまでもない。
気になるミケルソンの決断
2020年の年明けから、男子ゴルフの世界には大きな波紋が広がっている。世界の最高峰と見なされている「米PGA」ツアーの対抗馬になりそうな新ツアー構想が浮上したからだ。
英国に拠点を置く「WGG(ワールド・ゴルフ・グループ)」が新ツアー構想を最初に発表したのは2年前の5月だった。そのときは誰も取り合わず、一笑に付された。
だが、今年1月に再度発表された構想は、驚くほど具体化されており、「ひょっとして、これは現実になるのでは?」と、選手たちもゴルフ関係者も揺れ始めている。
「PGL(プレミア・ゴルフ・リーグ)」と名付けられた新ツアーは年間18試合を開催予定。そのうちの10試合は米国が戦いの舞台になるという。
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