風の向こう側 (65)

世界のゴルフ界が取り組む「革命的」4大改革

「しぶこ」も決してポッと出のラッキーガールではなく「改革」で実力が開花した1人(C)時事
 

 昨今、世界のゴルフ界で次々と変化が起こりつつある。

 誰もが頷く変化もあれば、多くの人々が首を傾げる提言もある。変わることが必ずしも良いとは言えないケースもあるが、時代に即した変化や改革が必要であることは言うまでもない。

気になるミケルソンの決断

 2020年の年明けから、男子ゴルフの世界には大きな波紋が広がっている。世界の最高峰と見なされている「米PGA」ツアーの対抗馬になりそうな新ツアー構想が浮上したからだ。

カテゴリ: スポーツ
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top