「サンダース大統領」なら米エネルギー生産「3分の2喪失」という現実
2020年3月6日

「スーパーチューズデー」ではバイデンの後塵を拝したが、まだまだ接戦(C)EPA=時事
大産油州テキサスではジョー・バイデンが勝った。
最大の代議員数を誇るカリフォルニア州では、バーニー・サンダースが勝った。
民主党大統領候補指名争い、前半戦の大きな山場だった「スーパーチューズデー」を終えて、バイデンが566人、サンダースが501人の代議員を獲得し、これから過半数1991人を目指して、民主党の予備選はさらに続いて行く。
日本ではほとんど話題にならないが、サンダースが予備選を勝ち抜いて民主党候補となり、ドナルド・トランプ現職大統領を破って大統領になると、実は世界のエネルギー絵図は大きく変わることになる。
サンダースは、大統領に就任したら「水圧破砕(フラッキング)を全面的に禁止する」ことを「公約」としているからだ。
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