「自動小銃まで!」ミシガン州「外出禁止反対デモ」強行したトランプ支持者
2020年4月20日
ミシガン州の州都ランシングの議事堂周辺で、大規模なデモが起こっていると知って、車を走らせやってきたのは、4月15日の午後1時すぎ。
すでに議事堂周辺は車やトラック、バイクで埋め尽くされており、いったん入り込むといつ出られるのかわからない。私は周囲の住宅地に車を停め、歩いて議事堂に向かった。
フェイスブックに載っていた「交通渋滞作戦(Operation Gridlock)」と名付けられたデモの要綱では、人込みを避ける(Social Distancing)ため、各自が車に乗ったままデモを行うよう呼びかけていた。
しかし、車に乗ったままでは取材はできないので、私は防塵規格のマスクを着け、小雪が舞う中を議事堂まで歩いて行った。
セカンドハウスに行くことも禁止
新型コロナウイルス対策に抗議するデモが起こるのは全米ではじめてのこと。
事の発端は、ミシガン州知事のグレッチェン・ウィットマー(48)が9日、全米でも最も厳しい新型コロナ対策の行政命令を出したことにある。
記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。