「社会のために」動き始めている米ゴルフ界の「工夫と努力」
2020年5月18日
米国では5月11日、全50州で一般ゴルファー向けにゴルフが解禁となった。とは言え、新型コロナウイルス感染拡大がいまなお激しいニューヨークやワシントンD.C.、シカゴなど一部の都市部では、依然、ゴルフ場の営業を許可していないところもある。
ゴルフ界ではなく一般社会に目をやれば、ビジネスが再開できず経営困難に陥っている人々や失業状態に陥って経済的に困窮している人々が多数見受けられる。さまざまな我慢を強いられている人々、さらなる貧困や暴力に苦しむ子どもたちも多い。
そんな中、ゴルフが解禁となった途端に大手を振りながらゴルフ場へまっしぐらに向かうゴルファーたちの姿を冷ややかに見つめる人々が多数いることは、想像に難くない。
もちろん、ゴルファーだって都市封鎖やゴルフ禁止令が発令されていた間はゴルフクラブを振りたい衝動を一生懸命に抑えてきたに違いない。
ゴルファーだって我慢を強いられてきたのだから、「解禁となったあかつきに堂々とゴルフをして何が悪い?」と言いたくなるのだと思う。
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