苦境でも「選手ファースト」欧米ツアーが踏み切る「救済策」と「規律強化」
2020年7月15日
![](/mwimgs/b/c/650/img_bcf85212de269e6900ee88d2a77eaa4a875557.jpg)
今週開催されている「ザ・メモリアル・トーナメント」で5カ月ぶりに試合に復帰したウッズ(C)AFP=時事
新型コロナウイルス感染拡大の影響で休止されていた米PGAツアーは6月11日から再開され、すでに5試合が終了した。
今週は帝王ジャック・ニクラス(80)が大会ホストを務める「ザ・メモリアル・トーナメント」が米オハイオ州ダブリンの「ミュアフィールド・ビレッジGC」で再開6戦目として開催される。
同大会5勝を誇るタイガー・ウッズ(44)がツアー再開後にようやく初登場とあって大きな注目が集まっている。日本のファンの間では、同大会で米ツアー初優勝を飾った松山英樹(28)への期待が膨らんでいることだろう。
一方、欧州ツアーは先週からようやく再開され、初戦は「オーストリア・オープン」、今週は2戦目となる「ユーラム・バンク・オープン」が、いずれもオーストリアで開催されるのだが、注目すべきは、その先だ。
英国で開催予定の6試合は、パンデミックによって戦う場を失った選手たちに少しでも多くプレーする機会を与えるために新たに創設された新シリーズ「UKスイング」だ。
記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。