米大手国際石油「シェブロン」が米独立系中堅「ノーブル・エナジー」(ノーブル)を買収することに合意した、というニュースを前に、考え込んでいる。

 これで、中東和平は進捗するのだろうか、という問題である。

 筆者が最初に目にしたのは『フィナンシャル・タイムズ』(FT)が東京時間2020年7月20日20:00ごろに報じた「Chevron to buy US energy group Noble in $13bn deal」と題する記事だった。

 すぐに「シェブロン」のホームページをチェックすると、7月20日付で「Chevron Announces Agreement to Acquire Noble Energy」と題するプレス・リリースが掲載されていた。

 ちなみに日系メデイアでは、『日本経済新聞』が7月21日の朝刊で「米シェール企業を買収 シェブロン、5300憶円で」と題して「ニューヨーク=中山修志」の署名記事を掲載している。

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