「次期連邦最高裁判事指名承認」も直撃しかねないトランプ大統領「新型コロナ感染」
2020年10月7日
新型コロナウイルスの感染拡大により米国内では745万人以上が感染し、感染による死者も21万人を超え、世界最多で推移している。
そうした中、遂にドナルド・トランプ大統領自身も10月2日、メラニア夫人とともに新型コロナに感染したことをツイッターで明らかにした。そして同日夕方、ワシントン近郊のメリーランド州ベセスダにあるウォルター・リード米軍病院に大統領専用ヘリコプター「マリーン・ワン」で移動し、直ちに入院。一時は血液中の酸素量が低下し、酸素吸入を受けたことも明らかになった。
だが、入院からわずか3日後の5日には退院し、ホワイトハウスに戻った。入院中にも一時外出し、専用車から街頭の支持者に健全さをアピールしたことも含め、あまりにも早い退院に、米メディアでは懸念や批判の声も出ている。
大統領側近の感染
また、トランプ大統領が感染を明らかにした数時間前の10月1日、「トランプ・オーガニゼーション」(不動産事業の中核会社)勤務当時からトランプ大統領が全幅の信頼を寄せている最側近の1人、ホープ・ヒックス大統領顧問(元広報部長)も感染していることが明らかにされていた。
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