「次期連邦最高裁判事指名承認」も直撃しかねないトランプ大統領「新型コロナ感染」

執筆者:足立正彦 2020年10月7日
エリア: 北米
退院してそのままホワイトハウスに入り、バルコニーから健全ぶりをアピールするためにさっそくマスクを外したことも批判されている(C)AFP=時事
 

 新型コロナウイルスの感染拡大により米国内では745万人以上が感染し、感染による死者も21万人を超え、世界最多で推移している。

 そうした中、遂にドナルド・トランプ大統領自身も10月2日、メラニア夫人とともに新型コロナに感染したことをツイッターで明らかにした。そして同日夕方、ワシントン近郊のメリーランド州ベセスダにあるウォルター・リード米軍病院に大統領専用ヘリコプター「マリーン・ワン」で移動し、直ちに入院。一時は血液中の酸素量が低下し、酸素吸入を受けたことも明らかになった。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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