Qアノン信者議員処罰の背後で議会共和党「マコネルvs.マッカーシー」の対立

執筆者:足立正彦 2021年2月8日
エリア: 北米
共和党は「カルト化」したという内部批判も(グリーン下院議員)(c)EPA=時事

 

 米下院本会議は2月4日、極右陰謀論「Qアノン」を積極的に認める発言などで物議を醸してきたマージョリー・テイラー・グリーン下院議員(共和党)を処罰することを賛成多数で可決して所属委員会からの除籍を決議した。

 グリーン氏は2020年11月に実施されたジョージア州第14区選出下院議員選挙で初当選したばかりの新人である。熱心なトランプ支持者として知られており、ジョー・バイデン氏の大統領当選確定手続きに最後まで抵抗した共和党下院議員約140人の中に含まれている。現在でも、「激戦州において民主党が大規模な不正投票を行なった」との主張を崩していない。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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