政策に変化なくレイムダック、後継者も混沌の文在寅大統領 (C)EPA=時事
 

 ソウル・釜山両市長選挙の惨敗は、ようやく与党「共に民主党」内に動きを生み出し始めた。

 2020年4月の総選挙で初当選した1回生議員約50人が4月9日、緊急懇談会を持った。与党「共に民主党」所属議員174人中、当選1回生議員は81人で、そのうちの半数以上が集まった。

1回生議員が公認候補擁立を批判

 1回生議員は、これまでは党指導部の方針に黙って従う沈黙集団で、野党からは黙って賛成の手を上げるだけの「挙手機」と批判を受けてきた。

 だがこの日は、生の声が噴出した。

「人事の原則はみんな崩れた。党は青瓦台(大統領府)に『国民の目の高さに合わない人事をするな』と言わなければならない」

「いつの間にか、『共に民主党』は既得権政党になってしまった。われわれは何でもできるという過信、とりあえず計画をつくって行けばよいという安逸さ、自分たちの過去を掲げてすべての批判を遮り、自分たちだけが正義だと固執する傲慢さが民主党をこのようにした」

「岩盤支持層を意識してちゃんとした所信、勇気ある声を出せなかったと反省する」――。

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