無党派層の追い風は吹くか[2024年2月26日、米ミシガン州グランドラピッズで選挙イベントを開いたヘイリー氏](C)REUTERS/Carlos Osorio

[ロイター]3月5日のスーパーチューズデーは、ニッキー・ヘイリー前国連大使にとって、ドナルド・トランプ前米大統領が2024年の共和党大統領候補指名を獲得することを阻止する最後のチャンスとなるかもしれない。

 この日、15州・1地域で予備選・党員集会が行われる。共和党の大統領選候補者は、2429人の代議員のうち過半数を獲得した者が、7月にミルウォーキーで開く共和党全国大会で正式に指名される。2024年のスーパーチューズデーでは代議員の3分の1以上にあたる874人が割り当てられ、文字通り予備選最大の日となる。

 一方の現職ジョー・バイデン大統領は、8月にシカゴで開催される民主党全国大会で、民主党の指名候補になることが確実視されている。

本選を占うノースカロライナの結果

 スーパーチューズデーで割り振りが決まる共和党の代議員数は以下の通りだ。

アラバマ州(50)、アラスカ州(29)、アメリカ領サモア(9)、アーカンソー州(40)、カリフォルニア州(169)、コロラド州(37)、メイン州(20)、マサチューセッツ州(40)、ミネソタ州(39)、ノースカロライナ州(74)、オクラホマ州(43)、テネシー州(58)、テキサス州(161)、ユタ州(40)、バーモント州(17)、バージニア州(48)

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