AI時代の新たな神、エヌビディアのレジリエンスを将来視点で検証
2024年3月7日
米半導体大手エヌビディアの時価総額が2月下旬に、米IT大手のアマゾンやアルファベット(グーグルの持ち株会社)をごぼう抜きにして、2兆ドル(約300兆円)超えを達成した。
これによりエヌビディアは、アップルやマイクロソフトといった「2兆ドル IT企業クラブ」の仲間入りを果たし、3月4日にはサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコを抜いて、時価総額で世界第3位に浮上した。
「地球上で最も重要な銘柄」
1999年1月に1株12ドルで上場した同社の株価は2023年通年で239%という成長を記録。絶好調であった直近の2023年11月~2024年1月の四半期(2024年度第4四半期)の業績と、人工知能(AI)ブームによる市場の人工知能(AI)関連銘柄への期待の高まりを受け、3月6日には一時897ドルまで上げている。
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