大統領補佐官(国家安全保障担当)を解任されたウォルツ氏の後任には、ウィトコフ中東担当特使、ミラー大統領次席補佐官、グレネル特使(特別任務担当)らの名前が浮上している[シリコンバレーの主要企業が集まるヒル&バレー・フォーラムで演説したウォルツ氏=2025年4月30日、アメリカ・ワシントンDC](C)AFP=時事

 

就任100日の支持率は1937年以降で最低

 ホワイトハウスは4月29日、X(旧ツイッター)にてドナルド・トランプ大統領の就任100日にあたり「米国を再び偉大な国へ導いてきた100日間! LFG!!!」と投稿した。このLFGとはLet’s Goの間に米国で放送禁止用語となっているFワードが入った俗語表現の略語。トランプ氏の有権者ですら、「ホワイトハウス公式がLFGを使用するとは」との声が聞かれるが、つつましい日本語に訳せば「さあ、まだまだいくぜ!」だろうか。別の投稿では、就任100日間の26に及ぶ実績を列挙する。下記は、リストの一部だ。

▼1月から34.5万人の雇用創出、このうち18.8万人(54%)は非政府関連で、新たな雇用創出の4分の3が政府関連だったバイデン前政権から劇的な改善を示す

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