党創立80周年記念式典に出席した金正恩国務委員長は参加者および主催者に対し謝意を述べた[平壌・北朝鮮、2025年10月12日](C)AFP=時事

 10月13日付は第1面から第2面上段で、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がマスゲームを観覧したことについて報じた。大衆パレードなどの朝鮮労働党80周年祝賀行事に参加した人々とともに観覧し、彼らを慰労するためのものであった。

 続いて第2面中段では、錦繍山(クムスサン)太陽宮殿への訪問が報じられた。掲載写真には同行者が見当たらず、一人で参拝したようである。「党と国家の永久存立と勝利発展の万年礎石を打ち固めてくださった首領様と将軍様の革命業績は、社会主義朝鮮の弛みない強盛とともに永遠不滅である」といった金正恩の発言が紹介された。

 14日付第1面には、「われわれの運命の党」と題する政論(政治論評)が掲載された。執筆者の董泰官(トン・テグヮン)論説委員は、2015年10月8日の最高人民会議常任委員会政令によって金正日(キム・ジョンイル)勲章が授与された、論説委員長クラスの重鎮記者である。彼の手による政論が第1面に掲載されたのは、金正恩の指導力を称えた4月21日付の「不可抗力」以来である。

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