米国の“裏庭”でも重要な選挙が実施される[トランプ政権の反移民政策を批判するグラフィティ=2026年1月18日、コロンビア・ボゴタ](C)AFP=時事

 世界の主要政治・経済日程をまとめた「Foresight Schedule 2026」から注目イベントをピックアップ、そこから浮かび上がる国際情勢のトレンドを概観する。

 第2次大戦の終結から80年、ベトナム戦争の終結から50年、プラザ合意から40年、昭和100年……。世界にとって、日本にとって、さまざまな「n周年」が重なった2025年は、終わってみれば、世界にとって、日本にとって、大きな節目の年となった。

 トランプ政権の復活と関税騒動の勃発に始まって高市政権の発足と日中対立の激化で終わる1年の間に、米国の急変、欧州の困惑、イスラエルの孤立、イランの弱体化、インドの独歩、中国の停滞、韓国の回復、日本の分裂などが進んだ。後から振り返るとき、2025年は歴史の転換点と位置づけられる年にさえなっているかもしれない。

今年も台風の目は米国

 では、その翌年の2026年はどのような年になるのだろう。まず言えるのは、今年も変わらず、米国が台風の目であり続けることだ。世界を動かす(あるいは混乱させ、変形させる)米国の動向を注視するうえで、最も重要な日程は2つ。4月の米中首脳会談、そして11月の中間選挙だ。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。