「それで、ピート。最初に言い出したのは君だよな。君はこう言った。『やりましょう、奴らに核兵器を持たせるわけにはいかない』と、な」[2026年3月26日、アメリカ・テネシー州メンフィスでのイベントで、ピート・ヘグセス国防長官(左)と並ぶトランプ大統領](C)AFP=時事
3月16日、イランの機雷敷設船をすべて破壊したにもかかわらず、なぜホルムズ海峡の航行は再開されないのかと問われたドナルド・トランプ大統領はこう述べた。「再開することは可能だが、タンゴは二人で踊るものだ(we could, but it takes two to tango.)」―― “It takes two to tango”とは、「双方の協力が不可欠」という意味の慣用句。イラン情勢は米国にとって、手詰まり感が増している。
2月28日に始まった対イラン軍事作戦は、1カ月を経ても終結の見通しが立っていない。トランプ大統領は3月21日に「48時間以内にホルムズ海峡を開放しなければ発電所を攻撃する」と宣言したものの、23日には協議の進展を理由に攻撃の5日間停止を発表。さらに26日にはその措置を4月6日まで延長した。
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