金正恩国務委員長はベネズエラやイランに対する米軍の攻撃後も、精力的に公の場へ姿を現している[開業を控えたペットショップを視察=2026年4月2日、北朝鮮・平壌](C)AFP=時事
2月の朝鮮労働党第9回大会開催以来、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の動静がきわめて頻繁に報じられてきたが、ここにきて多少は落ち着いた感がある。
米国によるベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の拘束やイランのアリー・ハメネイ師の殺害にもかかわらず、隠遁生活を送るどころか動静報道が急増し、重要会議には予定通りの日程に姿を現してきたため、対米抑止力の構築と情勢分析には相当な自信を持っているものと思われる。
3月29日付は、金正恩が朝鮮人民軍総参謀部の作戦局直属特殊作戦訓練基地を訪れ、各級特殊作戦区分隊の訓練を視察したことについて報じた。努光鉄(ノ・グヮンチョル)国防相、朝鮮人民軍の李永吉(リ・ヨンギル)総参謀長、金成基(キム・ソンギ)総政治局長らが現地で金正恩を迎えた。金正恩は、「平時に訓練で汗を多く流せば、戦闘で血を少なく流すという哲理」を強調し、特殊作戦陣容の再編方針を提示したという。
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