インド最大の高級マンション市場に躍り出た「新興産業都市・グルグラム」
2026年4月8日
グルグラムの高級住宅・オフィスが並ぶエリア。日本や欧米の有力企業が数多く進出している[2026年4月4日](C)IMAGO/Hindustan Times via Reuters Connect
アジアの不動産市場で予想外の変化が起きている。東京のマンション価格高騰は世界的に知られているが、それ以上の勢いで高級マンションが続々登場しているのがインドの首都デリー近郊の新興産業都市・グルグラム(旧名グルガオン)だ。グルグラムの住宅価格は、同国最大の商業都市ムンバイをもしのぐ水準に上昇し、世界有数の高級住宅地として注目されている。
不動産情報を手がけるニュースサイト「コンストラクション・ウイーク」によると、グルグラムでは2025年、1億ルピー(約1.7億円)を超える高価格住宅1494戸が販売され、その合計価格は2412億ルピー(約4100億円)と23年比で約6倍に跳ね上がり、ムンバイの実績を大きく超えた。
地元紙や雑誌には、緑に囲まれた3BHK(ベッドルーム3つ、ホール、キッチン)という間取りで4000万ルピー(6800万円)前後、4BHKだと5000万ルピー(8500万円)というマンションの広告が目立つ。2億円、3億円が当たり前という東京には及ばないが、同じ首都郊外で比べれば横浜市のマンション価格に迫る水準だ。
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