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投稿者:sanma2015年09月10日13時12分
朴槿恵大統領の今回の訪中と軍事パレード参観は思い切ったルビコン渡河だったのだろうか。
韓国側の事情としては、1に北朝鮮の脅威切迫、2にきびしさを増す中での中国依存があったろうが、なんといっても、自由主義陣営の盟主アメリカのひきとめを振り切っての行動である。父のDNAをひきつぐ人にしてできた選択であったろう。習近平体制にとってみれば用意した壮大な舞台にご常連以外の招待客が一人も来ない中で、この窮鳥の到来は干天の慈雨、ありがたかったに違いない。

このまま、韓国は民主主義体制のまま「新冊封」(樋泉先生による)国に引きずり込まれてしまうのか。香港、台湾。血筋から言えば中国本土と一体である土地で、民衆の大半は中国への復帰を嫌がっている。理由は勿論専制政治忌避と多分貧困化(の恐れ)である。韓国の場合、中国とは過去冊封関係にあったものの、血縁関係はない。わざわざ出向いて、物言えぬ一党独裁国の膝下に身を寄せるのか。あるとすれば、安倍流に「国民のいのちと暮らしを北から守る」ために、日米陣営と中国、どちらが有効か、この判断であろう。

反日嫌韓を言い募る時ではない。日本は大人の態度で竹島・慰安婦問題等小骨アイテムで少々サービスしても、朴槿恵大統領在任中に、隣国をわが陣営に引き留めるべく、集中して考える時である。
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投稿者:hamada2015年09月10日21時59分
中国の勢いは今後急速に低下すると思う。最悪、暴動での政権崩壊もありうると思う。現在、、これからの対中投資は大きなリスクを伴うでしょう。日本が手を引きつつある中で韓国だけがのめりこんで行っている。アメリカは在韓米軍を引くべきだ。そのうえで韓国国民は日米韓を選ぶのか中国を選ぶのか判断したらいい。日本は現状であれば半島有事の際手助けはしない旨メッセージを送るべき。
投稿者:健忘真実2015年09月12日04時27分
zarugoさん、hamadaさん、
『米国から見た朝鮮半島情勢(中)統一への展望』筆:武内宏樹氏
http://www.fsight.jp/26096
を読めば、良く分かりますよ。
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投稿者:zarugo132015年09月11日02時59分
朴槿恵はアホや、韓国はウソツキという意見が多い。日本から見ればそう見える。
しかし朴槿恵が中国に傾斜するのは、アメリカが北朝鮮を放置している間に北朝鮮が崩壊するかもしれないからだろう。韓国にとって最大のリスクは北朝鮮が崩壊して南北統一することだ。中国が北をコントロールして現状を維持することを韓国民が望んでいる以上、韓国が中国になびくのは必然だ。

だがもうアメリカも日本も韓国を助けようとはしないだろう。愛想をつかしているし、構っている余裕がないからだ。

だから朴槿恵がアホだから中国に媚びているという見方は間違いで、誰が大統領でもこうなる歴史的必然性があると私は思う。
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投稿者:hamada2015年09月11日18時43分
zarugoさんの話は毎度脳みそをかきまぜられますね。
韓国が南北統一を恐れているんですか。悲願としか考えてなかったですね。
統一後しばらくは相当投資しないといけないでしょうけど。国民は願っているんでしょうけど。38度線の壁を残したままゆっくり同質化していけばさほどリスクは無いように思いますが。ドイツは一気にやりましたが。長期的に見れば国力は上がらないんですかね?中国と国境を接したくないとかあるんですかね。
私は単純に身の安全はアメリカに保証してもらいながら中国とはビジネスで現在の経済的苦境を脱しようとしていると思っていました。
アメリカは助ける気が無ければ在韓米軍は引きませんかね?
関係ないけど中国はあれほど領土拡大への野心が強いのになんで北朝鮮に手を出さないのか疑問でした。取り敢えず傀儡政権を作るくらい簡単なような気がしますが。韓国も、中国も欲しがらない不毛の国なんですかね。
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投稿者:maruma2015年09月11日03時56分
経済的な依存度から韓国が中国の支配下にはいっていくことは、避けられないように思いますが、それは米国も望んでいることではないでしょう。
しかし、この流れが止まるのは、中国が失速して退行過程に入らないと無理なのでしょうが、それはさすがにないのではないかと思います。

米国が、韓国を繋ぎとめる目的で、日本に対して韓国への譲歩を色々迫ってこないか心配になりますね。
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投稿者:kinoppy272015年09月11日16時43分
中国の一貫した外交姿勢に関心を持つ者と
して、極めて興味深く読みました。
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投稿者:zarugo132015年09月11日21時24分
hamadaさん、
1988年ソウルオリンピックから1998年のアジア通貨危機までの十年間、韓国は日の出の勢いがありました。日本がバブル崩壊で停滞気味だった間に着々と経済格差を縮めていました。その頃自信に満ちた韓国人は本気で南北統一を目指していました。
西ドイツが東ドイツを吸収したように北朝鮮を吸収できると考えていました。
私は大阪府民です。ワンコリアフェスティバルが大阪生野や京都の十条で行われていました。90年代には私も見に行きました。今でもワンコリアフェスはありますが、全然勢いがなくなっています。そらあの頃は本気で祖国統一を信じていたんですからね。
2003年北朝鮮が拉致を認めたことは在日韓国人・朝鮮人にはショックだったんですね。北朝鮮の実態を知って統一なんて御免だと韓国人は思うようになったようです。
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投稿者:zarugo132015年09月12日06時02分
健忘真実さんへ
ご紹介された記事を読みました。まず一読してチャ教授も武内氏もアメリカ政府or世論の代弁者だと思いました。チャ教授も南北統一は現実的ではないと承知しているし、武内氏もドイツ統一と比べればケタ違いに朝鮮半島の統一は難しいと認めています。
 しかし、韓国が自からの力で統一すべきだ、とのアメリカ政府の立場を紹介しているのでした。

って事は、朝鮮半島の事は当事者だけでなんとかしてね、というのがアメリカの本音なんだなぁと私は思います。アメリカが「統一後の経済復興を支援する」と言えば韓国を自陣に留め置くことは可能です。韓国はそれを望んでいるけどアメリカにはその気がない。ゆえに韓国は中国に冊封されるよりないわけです。
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投稿者:hamada2015年09月12日18時41分
僕も下の読みましたがドイツの時と違い経済的にリスクが高すぎるって言ってる文章ですかね。僕が知りたいのは韓国人が統一をしたくないのかどうか、意識の問題です。
在日朝鮮人が統一を望まないというのはまだちょっとわかるような気もするけど、半島に住む韓国人も同じ考えですかね?
韓国人は軍事的に中国の同盟国になるとは思えません。なぜなら文化が違うからです。自由を知った人間が中国のやり方について行くとは思えない。北が中国化したら韓国は日米に尻尾振って、38度線で意地でも中国を止めると思う。止めつつ経済では中国と手を握っていきますかね。
在日も社会党も北はいい国と思い続けていたんですね。外から見ると当時からとんでもない国に見えていたけど。そう信じていた、信じたかったんでしょうね。カエサルは偉大です。
投稿者:マミタン2015年09月13日23時58分
本記事の「激しい戦闘を繰り返した中韓の首脳が城楼の中央に立ったのに比べ、中国軍に参戦を要請し、中国との血盟関係を標榜していた北朝鮮の崔龍海(チェ・リョンヘ)党書記は楼閣の最も端に寂しく立っていた。韓国の外交姿勢の変化、東アジアの外交地図が明確に変化しつつあることを示した光景だった。」との指摘、まさにその通りだと思う。金正恩の下、北朝鮮外交が混乱したことと相まって、対北朝鮮という意味では、今回の韓国外交は成功であったのではないかと思う。

その一方、執筆者が指摘している通り、韓国の保守派にとり気がかりなのが「朴槿恵大統領の訪中が成功であったかどうかは、訪中直後の支持率が50%を超えたことではなく、10月16日の米韓首脳会談で、韓国の「中国傾斜論」に対して、米国の不信をどの程度払拭できるかに掛かっている。韓国は今後も、こうした米中間で綱渡り外交を迫られる」ことであろう。歴史的に見て、朝鮮の歴代王朝は周辺に勃興した大国との関係で苦労し、その対応を間違った場合、王朝崩壊か崩壊寸前まで追い込まれていることから、民族に歴史的経験というものがあるのであれば、韓民族にとり、対米・対中関係というのは非常に気を使うものであると推測する。

いずれにせよ、明治の元勲がそうみなしていたように、朝鮮半島の安全は日本の安全に直結することを考えると、日本の安全保障に興味のある者として、朝鮮半島情勢は非常に気になるところである。執筆者の今後益々の健筆を期待する。
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投稿者:hamada2015年09月25日17時43分
韓国市民は米中の間でうまく立ち回って実利を得ていると大統領の功績にみているとか聞きましたが、コウモリ外交はうまくいかないと思います。そのうち結果は出るでしょう。