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投稿者:yossi2015年09月30日11時17分
青柳様
適切な解説に敬意を表します。
特に我が国の安全保障と深く関わる南シナ海問題で、「中国の埋め立て行為が海洋法条約違反というなら、少なくとももう1年早くから警告を発するべきだった。」とのご意見の披歴には賛同致します。
過去に海南島で偵察機が捕捉されたとき、米軍は太平洋の中間まで戦線を拡大し偵察機を取り戻した事件と比較しても、米国の判断のミスは大なる失政だと存じます。
矮小化した私見です。ご容赦下さい。
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投稿者:imomushi2015年09月30日22時36分
>矮小化した私見です。ご容赦下さい。(yossiさん)

→「矮小化」とは思いません。米国の判断ミスがいくつも続き(防空識別圈などもその一つ)、中国は米国のお墨付きを得たと勝手に思い込み(実際は米国をだまして、そうなるように仕組んだ)、中華帝国実現(強中国夢)に向け、着々と歩を進めています。

確かに“目も合わせず、笑顔もない”オバマ、習両氏の心中はたやすく想像できます。
 習:「オメエの任期は残り1年ポッキリ」
 オバマ:「命あっての物種。気ィつけえや」
以前、習首席が安倍首相と握手したときは、「トホホ、こんな奴と握手するなんて」という顔でしたが、今回のオバマ、習両氏の顔には世界の“番長”を賭けての睨み合いの感があります。
これは中国が“本性”をはっきりと表した場面と見たほうが良いように思います。政治的な成果は何もなく、ローマ法王にこけにされ、普通に考えれば習氏の心中は「イライラ、カリカリ」していそうに思いますが、本心は「何のこれしき、アヘン戦争以来、中国が味わってきた屈辱にくらべれば、屁のカッパ。欧米や日本に対する復讐心に力をかしてくれてアリガトサン」と言った感覚ではないでしょうか。「天津爆発」「上海株暴落」こんなの、復讐心をバネにした「壮大な中国夢」プロジェクトにしてみれば、取るに足らない小さな障害。中国は、何かを成そうとしたとき時間のスケールがとてつもなく長い。

それにしてもアメリカは、ほんにお人好しですなあ。ボーイング300機買って貰って、その技術を中国様に差し出そうとは。中国から見ればアメリカは「腕っ節の強い田舎者」と見えるのでしょう。
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投稿者:sanma2015年10月04日21時46分
<どこらへんが「カノッサの屈辱」なのでしょうか?>

そうでしょうか。 私はとてもしゃれた表現だとおもいましたが・・
AprilHareさんには歴史の一齣を思い起こさせていただきましたが、ここでは単にフランシスコ法王と習近平主席が偶々?米国で鉢合わせして、習氏が無視されたことを歴史的事件になぞらえただけで、記事のヘッドラインとしては、読者を本文に引き込む十二分の効果があったとおもいます。

そもそも「カノッサの屈辱」という故事がその後の歴史的結末まで見通して出来上がらなくてはならないとすれば、その瞬間に「カノッサの屈辱」という表現そのものが消滅してしまいます。

私がこの世界を俯瞰した秀抜な論文の中でも最も震撼させられたのは末尾2行でした。 
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投稿者:AprilHare2015年10月04日15時02分
どこらへんが「カノッサの屈辱」なのでしょうか?
     
 アメリカが中国に厳しくなり、中国の破綻が見えてきて、訪米中の習主席が冷遇されたとして、それのどこが「カノッサの屈辱」に類似しているのでしょうか?
 1077年のカノッサの屈辱では、許しを乞うた皇帝ハインリヒ4世が破門を解かれ、8年後には逆にローマを包囲して教皇グレゴリウス7世を脱出・客死に追い込んだようにです。本件をそれになぞらえるなら、習主席は和解を乞うて許され、それによって窮地を脱して形勢を逆転させることになります。
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投稿者:hamada2015年10月05日17時46分
zarugoさんへ。僕の方が詳しいとも思えないのですが、単なる私見です。
そもそもアメリカは外交が下手。よその国の文化、考え方をあまり知らない。なぜならそれで生きていけるから。小さい国だと必死によその国の事を知ろうとする。生き抜くために。イラク戦争でブッシュが大軍でイラクを踏み潰してしまったときラムズフェルドらネオコンはイラク市民が圧政から解放されてアメリカ軍を歓迎すると妄想を持っていた。現実は泥沼化、アフガンからも引けない。東アジアに余力を避けない隙を見て北朝鮮に核を持たせてしまった。ブッシュは歴史に残る最低な大統領だったと思いますが、その後始末をせざるを得ない状況でオバマは大統領になった。加えて彼はどちらかというとモンロー主義に見えますが、よその面倒な事にはかかわりたくない人なのかと思ってます。中国とは対立せず互恵関係で行きたかったんじゃないかなあ。
ヒラリーも当初は親中だったけど、国務長官になったことで情報が次々入ってくることになり、考えが変わった。尖閣は安保の適応範囲だとものすごく重い言葉を残した。
観球時報だったか、沖縄も中国の物だとこの間に記事を出しましたよね。共産党の広報誌みたいなものらしいから、これはアメリカは沖縄から出て行けといってることですよね?
中国はバブルがはじけてこれから自国の運営で精いっぱい。かつての勢いはない。力も落ちてくる。気を遣わなくてよくなった。
金を作るためアメリカ国債を大量に売っている。
アメリカの世論が反中で、習近平に愛想笑いすると支持率が落ちるとかテレビで聞いたような、(自信ありません)。

あと2つの設問はよくわかりません。
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投稿者:zarugo132015年10月02日03時52分
オバマさんは元々親中派だった。弟の嫁は中国系で一期目のガイトナー財務長官は中国語ペラペラだった。2009年、日本は鳩山が首相になって普天間を国外移設とか言うたり
していた頃、米中は蜜月状態だった。
ところが2010年末ごろから様子が変わって2011年に胡錦涛主席が訪米した時はアメリカは歓迎しなかった・・それが今回さらに酷い迎え方をした。
その理由がはっきりわかりません。

以下の論点でコメントがあれば幸いです。
○アメリカはなぜ親中から嫌中に変わったか
○アメリカは中国がどうする事を期待しているのか
○米中関係が改善されそうにないうちは日米関係は良好であり続けるのだろうか