安倍政権の外交と経済、小倉百人一首

執筆者:フォーサイト編集部2013年1月8日

本日の更新記事は2本。

「国際人のための日本古代史(34)なぜ百人一首には『駄歌』が多いのか」(関裕二さん):歌聖・藤原定家が編纂した小倉百人一首は、正岡子規も酷評したように駄歌が多いと言われます。その理由は、後鳥羽院と定家の関係にありそうです。

深層レポート 日本の政治(236)『外交の最少失点』と『経済の最高得点』目指す安倍首相」:慎重な外交、積極的な経済政策で参院選勝利を目指す安倍政権ですが、目標達成は簡単なものではありません。自公両党で参院過半数を得るには、1人区で8割7分の勝率が必要になります。

「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

ベイナー下院議長を待ち受ける『茨の道』」(アメリカ、足立正彦さん):下院員議長に再選されたとはいえ、保守色の強い共和党下院をまとめきれないベイナー氏。前途は多難です。

『炎上』が続く南方週末の記事差し替え事件」(中国、野嶋剛さん):リベラルな報道姿勢で知られる中国紙「南方週末」で起こった記事差し替え騒動。今後の当局の動きを注視することで、習近平新体制のメディア対策の限界線を確かめることができそうです。

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