「保守とリベラル」は何を意味するか

執筆者:フォーサイト編集部2013年3月25日

先週土曜日に、平井久志さんの「北朝鮮『威嚇攻勢』の真意(上)冷える中朝関係」をアップロードしました。これまでにない極端な表現で国際社会への威嚇を続ける北朝鮮。これがどこまでエスカレートするかは不透明な状況です。国連制裁に賛成した中国への瀬戸際外交という面もあります。

本日の更新記事は、宇野重規さんの「政治をゼロから考える(17)日本において『保守とリベラル』『右と左』は何を意味するか(前編)」です。「保守とリベラル」という分け方は、かなりアメリカ的。ヨーロッパでは、「右と左」、もしくは「保守と社会民主主義(社民)」という分け方が一般的です。歴史的な経緯を分析します。

「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

キプロスをめぐる独露対立の構図」(ヨーロッパ、渡邊啓貴さん):キプロス支援の枠組みは一応固まったようですが、関係各国の思惑は入り乱れています。

『セキュリティー・ダイヤモンド構想』の危うさと《熱帯への進軍》」(東南アジア、樋泉克夫さん):脆弱さが目立つ、安倍政権の対中政策。一方、香港やシンガポールでは、「マナーを無視」する「カネの亡者」中国人を嫌う動きが広がっています。

 

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