高齢化、離婚裁判、「専門家の部屋」2本

執筆者:フォーサイト編集部2013年11月5日

先週末土曜日に、藤沢数希さんの好評連載「結婚と離婚の経済学」の第10回「いよいよ判決の日――離婚裁判の流れ5」をアップロードしました。裁判といえど、正面対決ではなくて、夫―夫側の弁護士―裁判官―妻側の弁護士―妻 という緩やかな連鎖で繋がっています。ですから、裁判官が気を利かして、根回ししてくれるときもあります。

本日の更新記事は、徳岡孝夫さんの「クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 高齢化の悪夢」です。10代の娘が着る制服を着て、そろいのエプロンをしてウエートレスをする老いた白人女性の姿――。私たちは高齢化社会とどう向き合えば良いのでしょうか。

「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

『和食が無形文化遺産』にあえて苦言を呈する」(ヨーロッパ、国末憲人さん):ユネスコの無形文化遺産に、このほど「和食」が登録されました。すでにフランス料理も登録されていますが、喜ぶ前に、「文化遺産」の本来の理念や意義を冷静に考えるべきでしょう。

2014年インド総選挙&次期首相レース(下)鍵握る『若者』『イスラム教徒』『農民』」(インド、緒方麻也さん):前回に続き、インド総選挙の行方を占います。カギとなる3つの層の投票行動を予測しますが、まずは12月に行なわれる首都デリーの州議会選挙が重視すべきイベントです。

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