【月】聖武天皇、遊民経済学
2016年2月8日
先週末に2本の記事をアップロードしました。
「ブックハンティング・クラシックス(67)『有吉佐和子』『三島由紀夫』を徹底批判した『真意』(後編)」(佐瀬昌盛さん):有吉佐和子の「永世中立」論を「空想的平和主義」と斬り捨て、三島由紀夫の「自衛隊違憲論」も一刀両断した猪木氏。文学者たちの誤断、思いつき、独断の誤りを根気よく指摘しておく必要があると考えてのことでした。
「『遊民経済学』への招待(23)遊民ビジネスは中国経済を救えるか?」(吉崎達彦さん):30年前の日本経済と似たような状況に置かれた中国経済の転換は、結局バブル経済に陥った日本を反面教師として、「一帯一路」構想のような国家プロジェクト推進よりも、今後さまざまな遊民ビジネスを振興する方が望ましいのかもしれません。
本日の更新記事は、関裕二さんの「国際人のための日本古代史(71)聖武天皇が仕掛けた『宗教戦争』と神仏習合」です。神道の中心に立っていたはずの聖武天皇は、東大寺を建立し、仏教の普及に努めました。藤原政権と対決し、中臣神道を否定するためでした。
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