先週末に、高杉良さんの小説「小説・めぐみ園の夏(21)」をアップロードしました。亮平を養子に迎え入れたい気持ちを諦めきれない思いが切々と綴られていた稲垣先生の手紙を読み、いっとき気持ちが揺れる亮平だったが、やはり伯父・保に相談に行くべきだと決意する――。

本日の更新記事は、青木冨貴子さんの「ニューヨーク発(3)トランプ新大統領誕生『米暗黒時代』に起きた『ウイメンズ・マーチ』の力」です。トランプ就任式翌日に首都ワシントンで始まった「ウイメンズ・マーチ」は、全米50州に広がりました。筆者の青木冨貴子さんは「暗黒の時代に一筋の炎」と評します。

「専門家の部屋」では、「安全保障」に「国際法無視の中国『海洋国土』論(下)空母『遼寧』と『砲艦外交』への対応」(伊藤俊幸さん)の新エントリ。年末年始、空母「遼寧」を西太平洋に進出させた中国。大国のプライドがそうさせたのでしょうが、実力不足は否めません。対するアメリカは、空母打撃群をアジア・太平洋に。

「池内恵の中東通信」では、2本の新エントリ。

「在イスラエル米大使館のエルサレム移転問題はとりあえず先延ばし」:米国にとっての戦略的な利益はほとんどなく、中東政策の理念だけでなく実効性を一層失わせることは確実の「悪手」であるだけに、先送りに胸をなでおろす人が多くいるでしょう。

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