『ヒューストン・クロニクル』の当該記事

 

 わが「日本銀行」の異次元金融緩和政策よりも「出口」が見えないベネズエラ。

 そんな国が「起死回生」策として、隣国ガイアナの石油資産奪取を目論むなどということがあるのだろうか? と、米紙『ヒューストン・クロニクル』(HC)の記事を読んで妄想に耽ってしまった。

 本欄「スキャンダルに見舞われた『モザンビーク』ガス開発プロジェクトの行方」(2018年11月8日)の中で、ニック・バトラー氏のコラム「How Guyana can avoid the curse of oil」(『フィナンシャル・タイムズ』=FT、2018年2月5日掲載)を紹介し、人口80万人の小国ガイアナで「エクソンモービル」(以下エクソン)が大油田を発見しているが、どうすれば所謂「資源の呪い」を逃れられるか、に関するバトラー氏の提案を記載しておいた。

 今朝読んだ「FT」エド・クルックス記者の「The week in energy : electric power」の中に、1行、「Guyana’s huge oil discoveries have reignited a century-old territorial dispute with its neighbour Venezuela」と記載されているのが気に掛かり、リンクが貼られていた「territorial dispute」をクリックしたら「HC」の記事に飛んだ次第だ。

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