自身のTwitterでも大雪の中での出馬表明の模様をアップしていた

 

【ワシントン発】 現時点(2月18日)で2020年大統領選挙の民主党大統領候補指名獲得争いに出馬している上院議員は、5人に達している。キルステン・ジルブランド上院議員(ニューヨーク州選出)、カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州選出)、コリー・ブッカー上院議員(ニュージャージー州選出)、エリザベス・ウォレン上院議員(マサチューセッツ州選出)、そして、2月10日にはエイミー・クロブチャー上院議員(ミネソタ州選出)が正式に出馬表明を行っている(「多様性」を反映した2020年大統領選「民主党候補指名獲得争い」の顔ぶれ 2019年2月6日)。

 これら5人の中で異彩を放っている政治家が1人いるが、それはクロブチャー議員である。

「激戦州」の中西部ミネソタ出身

 まず、クロブチャー議員以外の4人は、マサチューセッツ、ニューヨーク、ニュージャージー、カリフォルニアといった民主党リベラル派の勢力が非常に強固な東海岸、あるいは西海岸の州選出の政治家である。これに対し、クロブチャー議員だけが中西部の選出という点で際立っている。

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