リブラ公式HPより

 

 中央銀行は、いまこそ「マネーの魔術」を駆使して、市中にマネーを供給すべきだ。

 間違った金融緩和をすれば、株価は下落する。

いま需要喚起策をとるのは間違っている

「新型コロナウイルス」問題で経済活動が大きく落ち込み、政策当局が対応しようとしている。

 一般に、さまざまな事態に対して取るべき政策は、対象となる事態によって大きく異なる。

 需要が低迷している時は、金利を下げて需要を喚起することが必要だ。

 しかし、現在問題になっているのは、こうしたことではない。

 感染拡大防止のため、人々の行動や集会などを抑制している。このため、企業や事業の売上げが激減している。こうした状況下で需要を増やそうとするのは、矛盾した政策だ。 

 災害への対策では、災害によって被害を受けた人の救済が必要だ。

 今回は、こうした側面もある。

 ただ、それだけではない。

連鎖倒産のおそれには「マネーの魔術」で対抗

 売上げ急減によって連鎖倒産が生じるおそれがあり、これを防ぐための資金繰り援助が緊急に必要だ。

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