本人はゴルフ大好きだったが、さすがにゴルフ界からも愛想を尽かされた(C)AFP=時事
 

 いろいろな意味で混乱や混迷が続いている米国の揺れの余波なのだろうか。米ゴルフ界も何かと揺れていることは、先日もお伝えした通りであり、残念ながら、その後もさまざまな揺れが起こっている。

 ドナルド・トランプ前大統領支持者たちによる米連邦議会議事堂突入の暴動が起こった翌日、ゴルフ界のレジェンド、ゲーリー・プレーヤー(85、南アフリカ)とアニカ・ソレンスタム(50、スウェーデン)はホワイトハウスへ出向き、大統領自由勲章の授賞式に参加したことで、一部の米メディアなどから「トランプ寄りだ」と批判された(2021年1月18日『消えない「人種差別」闘い挑む米ゴルフ界のアクション』)。

「PGAオブ・アメリカ」は2022年のメジャー「全米プロゴルフ選手権」の舞台となるはずだった「トランプ・ナショナル・ゴルフクラブ・ベッドミンスター」(ニュージャージー州)を開催地から急きょ除外し、代替コースの検討を開始している。

 そして続けて、トランプ所有のゴルフ関連施設が次々に各方面から「縁切り状」を突きつけられている。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。