3月4日、期日前投票をする李在明、尹錫悦、沈相奵の各候補(左から)。誰が当選しても混乱必至 (C)EPA=時事

*『【韓国大統領選直前現地レポート(2)】飛び交う「スキャンダル」「バラマキ公約」』は、こちらのリンク先からお読みいただけます。

「韓国ギャラップ」は2月11日、同8~10日までに実施した世論調査結果を発表した。この時点では李在明(イ・ジェミョン)候補36%、尹錫悦(ユン・ソギョル)候補37%、安哲秀(アン・チョルス)候補13%、沈相奵(シム・サンジョン)候補3%という結果だった。文在寅大統領の支持率は41%、政党支持率では与党の「共に民主党」が34%、保守野党の「国民の力」が35%と、候補者の支持率も所属政党の支持率も「国民の力」の尹錫悦候補が1ポイントの僅少差でリードした。

 韓国大統領選挙は2月13、14日に立候補届が行われ、有力4候補を含めて14人が立候補した。

「韓国ギャラップ」は2月18日、同15日から17日までに行った世論調査の結果を発表した。李在明候補は34%、尹錫悦候補は41%、安哲秀候補は11%、沈相奵候補は4%で、1週間前に比べ尹錫悦候補が4ポイント上昇。李在明候補、安哲秀候補がそれぞれ2ポイント下落し、尹錫悦候補は李在明候補に7ポイントの差を付けた。

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