今週もお疲れ様でした。
本誌の名物連載コーナー「インテリジェンス・ナウ」の筆者、春名幹男氏は、本日公開の最新記事『米情報機関がロシアの機先制す:「ウクライナ」でプーチンに警告したCIA長官』で、「バイデン米政権の外交安保チームでは今や、バーンズCIA長官がキーマンのようだ」と指摘しています。
バーンズ長官はロシアによるウクライナ侵攻前にモスクワを訪れ、プーチン大統領に強烈なメッセージを伝えたのみならず、サウジアラビア、中国といった外交の機微にかかわるテーマでもバイデン大統領やブリンケン国務長官に先駆けて相手国を訪問。その存在感が際立ちますが、一方でロシアと中国の諜報活動はどうなのか。話題の新著を上梓したコルダー・ウォルトンの論稿ほかを紹介します。
フォーサイト編集部が週末に熟読したい記事、皆様もよろしければご一緒に。
The New Spy Wars【Calder Walton/Foreign Affairs/7月19日付】
米「フォーリン・アフェアーズ(FA)」誌サイトに7月19日付で登場した「新たなスパイ戦争」が注目を集めている。同サイトの「最も読まれている記事」ランキングでは21日午前0時時点(米東部標準時)で1位となった。
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