「スピードより質が優先」と過去の政策との違いが強調された[平安南道・成川郡に建設された工場を視察する金正恩国務委員長=2024年12月21日](C)AFP=時事
 

『労働新聞』は12月11日付で初めて尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領による「非常戒厳(令)」について報じて以来、12日付の「傀儡韓国で尹錫悦弾劾を要求する闘争が連日高潮、政治的混乱さらに深化」に続き、16日付において「傀儡韓国で尹錫悦に対する弾劾案可決、大統領権限停止」と題する記事を掲載した。2回目の弾劾訴追案が賛成204票、反対85票で韓国国会を通過したこと、各地で尹錫悦に対する糾弾集会が開かれ、与党「国民の力」からの脱党者が増えて「与党内の分裂が激化」していることが描写された。

 また、弾劾訴追案可決によって「尹錫悦傀儡」の大統領権限が停止され、「傀儡の憲法裁判所が弾劾を最終決定する」ことも簡潔に伝えられた。「傀儡国防部長官」「傀儡警察庁長」「傀儡ソウル地方警察庁長」が拘束されたほか、「傀儡陸軍参謀総長」「傀儡国軍防諜司令官」「傀儡特殊戦司令官」「傀儡情報司令官」らの職務停止や「傀儡首都防衛司令官」の逮捕など、わずか700字ほどの短い記事に「傀儡」が19回も連呼された。

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