米国が戦争を「終わったこと」にしても、イランも湾岸諸国も、そしてイスラエルも、終わったとはみなさない可能性が高い[トランプ大統領(左)とピート・ヘグセス国防長官(右)、イラン攻撃開始以来、初めての閣議で=2026年3月26日](C)AFP=時事
イスラエル、米国、イランそれぞれが描く戦争の「終点」
3月4日付の第1稿「イラン戦争はどこまで続くか」では、米・イスラエル・イランの「制約条件」から戦争の時間軸を捉え、ミサイルと迎撃弾の消耗、米国の制度的・時間的制約、世界経済への波及が、戦争の期間を規定し得ると論じた。続く3月17日付の第2稿「イラン戦争はどこまで続くか2」では、その見立てを軌道修正し、戦争の重心が軍事施設から海上交通、エネルギー、生活インフラへ移り、イランが長期消耗戦へと勝利条件を組み替えつつある可能性、そして米国にとって地上戦が出口ではなく「悪夢の入口」になり得ることを論じた。
記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。