取り付け騒ぎも起こった韓国「貯蓄銀行20行破綻」の顛末

平井久志
執筆者:平井久志 2012年5月24日
エリア: 朝鮮半島

 フォーサイト読者の方から御質問を受けました。
「韓国で昨年から今年にかけて20行もの銀行が破綻し、今年はかなり大きい銀行4行が破綻して取り付け騒ぎまで起こっているのに、日本では経済紙を含めたメディアもフォーサイトも何も報じないのはなぜか」という御質問です。
「うん、そうか」と考えました。筆者も含めて、日本のメディアは、これをあまり大した問題と思っていませんでした。むしろ、今年の銀行破綻は、筆者がフォーサイトでも書いた韓国政界の不正腐敗と関係しているものもあり、これをもっと詳しく書いた方が良かったかなとも思いました。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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