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投稿者:nekosuki2017年05月15日22時15分
なぜ米国だけで「絶望の死」が増加しているのかという問に対して、英誌『エコノミスト』は、「絶望の死」の根底的な原因は、米国のセイフティネット、特に健康保険制度の欠如にあると指摘しているとのことです。
ここが大西さんのレポートの眼目であるように思います。いずれ"続"でその種明かしがなされるのでしょうが、国民皆保険が当然のこととしてその恩恵にあずかっている私たちにとっては理解しにくい問題です。
確かに絶望の死の要因は一つではなく、オバマケアとの関係はよく検証されなければなりませんが、トランプ大統領と議会共和党は国民皆保険という考えは稀薄のようです。
白人労働者の声に耳を傾けることで大統領になったトランプ大統領は社会のセイフティネットについてどう考え、どのように対応していこうとしているのでしょうか。アメリカ社会に身を置き、生身で感じている大西さんの所見をぜひ伺いたいものです。


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投稿者:The Sovereign2017年05月23日13時19分
国民皆保険がなかったアメリカでは、健康保険に入れない貧しい人たちが早死にすることで医療費が抑制されてきたという冷酷な現実があります。オバマケアに反対する人は、口では「小さな政府」などと格好いいことを言っていますが、本音では貧しい人たちが長生きして、ますます医療費が増えることを警戒しているのではないでしょうか。もちろんトランプケアなんて法制の体を成していないので論外です。
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投稿者:AKBN232017年05月15日12時03分
「オバマケアの廃止」と「絶望の死」との因果関係が理解できません。まだ「廃止」になってはいないのだから、「絶望の死」増加の原因は「廃止」でないことは確です。
低所得白人の「絶望の死」の主原因は「失業」と考えられるので、トランプ政権の政策で失業と「薬物使用」が減れば(政権は薬物を大いに敵視)、その影響は良い方に働くはずです。
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投稿者:AKBN232017年05月15日14時27分
↡ 追記
「因果関係」というのは量的な関係です。
オバマケアがない時期に「絶望の死」が非常に多くて、オバマケアでそれが激減したのなら、十分な理由になりますが、そうならば、そのことが発表されていて、トランプ政権もそれに留意する筈だと思います。
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投稿者:imomushi2017年05月15日20時41分
たしかにAKBN23さんの言う通り《「オバマケアの廃止」と「絶望の死」との因果関係が理解できません。》との読後感を受けます。

この疑問を別の形に置き換えると:
仮定として、「クリントン氏が大統領になっていれば、過去に生じた「絶望死」は無くなっていたか、または軽減した」と言えるかどうか。多くの人は、首をひねるのではないでしょうか。
もう一つの視点は:
オバマケアは「絶望死」の特効薬(軽減薬)か?

・・・おそらく「絶望死」の原因は、病院や薬で直せるタイプのものは少なく、本質は別のところにあるのではないでしょうか? その真の原因を解決すると公言して大統領選に挑んだのがトランプではなかったのか(アメリカ・ファースト)。「真の原因」には「社会の於ける富みの配分」も大きく関係するのではないかと思いますが、「富みの独り占め」の才能豊かなトランプに、自己否定にも繋がる政策を実行できるかどうか。

ノーベル経済学賞を受賞した教授等による絶望死の実態を解説した部分は、よく分かりますが、そこから本記事の表題である「オバマケア改廃案・・激増する絶望の死」という具合に「絶望死」と「オバマケア改廃案」を関連づけるあたりから、理解しにくくなったのではないでしょうか。
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投稿者:hamada2017年05月16日03時15分
黒人やヒスパニックに少ないのは元々社会的階層が低かったので現状に違和感を感じないからではないでしょうか。3Kの仕事なら有るような気もするし。新規入国者と競争できる気持ちが持てるような。一方poor whiteは難民がすような仕事をする発想が無いのかもしれない。(日本も同様、汚れ仕事はあっても仕事が無いという) 昔のイメージで人生を考えるから自分に見合った職業が無いと考える。人生の張り合いの無さ、生きがいの無さ、暇さからアルコールなどに走るのでは。3Kの仕事の給与をあげて自国民が行っていける、外国人に頼らない体制が必要だと思う。それでもやめられない人は施設で回復プログラムでもやれば。そこで仕事的なものをやってもいいと思う。社会保障給付の条件にすればいい。自由を奪われるが、税金で食べさせてもらう以上人権が少し差し押さえられてもしょうがないと思う。日本も同様ですね。生活保護受給者にお金やって終わりでは終わりが来ない。
アメリカ、韓国の死亡率の上昇はグローバリズムによる国内の産業の空洞化が理由として大きいと思う。このエネルギーがトランプを生んだ大きな要因だと思います。ヒラリーはグローバリズムを進めていたでしょう。
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投稿者:AKBN232017年05月28日17時41分
「国民皆保険になると、早死にする人が増える」とい主張があったら、「そんなバカな」と思う人が多いでしょう。安い料金で保険にはいれ、病気のときの自己負担も少ない。となったら、病気になっても心配ないから、暴飲暴食をする。肥満など気にしない。と言っても、医者に見せさえすれば病気が治るというものでもない。結果として、皆保険になったら早死にする人が増える。
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これは、確証のある主張ではありません。単なる妄想です。しかし、「皆保険があれば、早死にが減る」というのも、確証がなければ、単なる妄想です。
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10数年前、日本化学会の会長さんの「いくら酒を飲んでもタバコを吸っても、癌で死なない。そんな薬を作るのが、我々の使命だと思っている」という趣旨の談話を見ました。「その前に、タバコも酒もやらなければ、癌で死なないようにしてくれ」と思いましたが、どちらが正解しょうね。
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私にとって、公的健康保険制度の最大の有難味は、家族の病気のときに、この範囲で医者にかけてやれば、自分も周りも一応の満足が得られることだと思っています。もう一つは、治療価格が決まっているので、その面で医者を選ばなくて済むこと。
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でも、「一生の医療費の半分を死ぬ前の1年で使う」という、不条理に見える日本の現状は、国民皆保険の結果だとも思います。
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投稿者:hamada2017年05月29日20時10分
>でも、「一生の医療費の半分を死ぬ前の1年で使う」という、不条理に見える日本の現状は、国民皆保険の結果だとも思います。
本当ですか、びっくりです。老人医療費は成人と同率でよいのでは。平等です。安いから使いすぎてるのでは。施設に入るより入院していた方が安いから家族は病院を選んでいます。ばかげたことです。入院を高くすべき。生活保護も給付金より医療費の方が高い?か同程度だったと思います。老人にしろ障害者にしろお金が安くつく方向で考えてほしい。これでかなり日本の財政は食われている。