【木】領海侵犯、インテリジェンスとLGBT、中東通信

執筆者:フォーサイト編集部2016年6月23日

昨日、「専門家の部屋」の「安全保障」に、「日米への意趣返しか? 相次いだ中国軍艦の『進入』『侵犯』」(伊藤俊幸さん)の新エントリ。6月15日の中国海軍による領海侵犯と、16日の接続水域進入は、9日の進入とは意味合いが違います。それは南シナ海の仇を東シナ海で討つという、日米への挑戦なのです。

 

そして今朝の更新記事は、春名幹男さんのインテリジェンス・ナウ「『お好きなトイレの使用を』――スパイの世界を変える『LGBT』」。かつては「リスクが高い」と敬遠されていた、同性愛者のスパイ。ところが最近は、LGBTもインテリジェンスの世界で必要、と大きく変わりつつあります。

 

また大好評の「池内恵の中東通信」も、昨夜2本アップロードされています。

「リビア西部ガラブリで民兵集団と住民が抗争」:リビア西部では、カダフィ政権打倒で役割を果たした民兵集団が、首都トリポリや、周辺の町に駐屯して、いまだに我が物顔に振る舞い、紛争を起こしています。

「リビア東部では自称リビア国民軍のハフタル将軍とイスラーム主義勢力が衝突」:リビア東部では、自称「リビア国民軍」とイスラム主義系民兵集団、「イスラム国」が抗争を続けています。

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