先週末、好評連載「深層レポート 日本の政治(199)『共謀罪』をめぐる駆け引きと『民進党』混迷の行方」をアップロードしました。説明不足の政府与党と、審議に消極的な野党――何ともレベルの低い論戦が続く「テロ等準備罪法案」の国会審議。一方で都議会議員選挙を前に、民進党では保守派の離反が相次ぎ、混迷の度合いを深めています。

 

土曜日には、作家・杉山隆男さんの新連載小説「Δ(デルタ)」がスタートしました。自衛隊や自衛官のリアルな姿を描く「兵士シリーズ」で知られる杉山さんの近未来シミュレーション・ノベル、いきなり冒頭から緊迫した場面で始まります。今後にもぜひご期待ください。

 

さらに第1回目の投票直前、広岡裕二さんの短期集中連載「フランス大統領選『極右』ルペンの実像(3)父を『2度殺した』娘」をアップロードしています。本日(24日)早朝に結果が判明しましたが、やはりルペンとマクロンの決選投票となりました。ルペンについてはもっと深く研究されるべきでしょう。

 

そして本日の更新記事は、大西康之さんの「『東芝』『東電』破綻で見えてくる『経団連』の終焉」です。虎の子のメモリ事業売却もままならず、事業分割で消滅の危機にある東芝と、こちらも解体目前の東芝。いずれもかつては経団連会長を多数輩出しましたが、その経団連もいまでは必要の是非が問われるほどの凋落――。

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