NHKは「官邸の出先機関」か――「密告制度」進める籾井会長の「狂気」

執筆者:内木場重人 2014年5月29日
カテゴリ: IT・メディア 政治
エリア: 日本
 菅ちゃんからの電話がそんなに嬉しいの? (C)時事
菅ちゃんからの電話がそんなに嬉しいの? (C)時事

 中国の国営石油会社が南シナ海の西沙諸島周辺で一方的に海底の掘削作業を始めたことに端を発する、ベトナムと中国の紛争。ベトナム海上警察の巡視船と中国当局の船が衝突した事件に反発したベトナム国内での激しい“反中デモ”は、すでに多数の死傷者も出るほど過激化している。被害は飛び火し、現地の日本企業は中国系と間違われて襲撃された。さらに5月25日には、関西地区に住むベトナム人らが1000人規模で大阪市内をデモ行進した。

 日本にとっても無視できない今回の紛争について、無論、NHKも当初から報道している。が、その最初の報道と、報道後の対応を巡って、目下、内部で批判が噴出しているという。

 

誤報でも頬かむり

 両国艦船の衝突が国際的に最初に報じられたのは5月7日。ベトナム政府が記者会見で公式に発表したのだが、NHKはこれを当日午後7時からの『ニュース7』で報じた。が、その内容が問題だった。

〈ベトナム海上警察の船が現場近くで中国当局の船に体当たりし〉〈これは7日、ベトナム政府が記者会見して明らかにしたもので〉〈ベトナム海上警察の巡視船など2隻が中国当局の船に体当たりしたと説明しました〉

この記事は役に立ちましたか?
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
内木場重人 フォーサイト副編集長
comment:18
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
価値あるバックナンバー
注目記事ランキング
  • 24時間
  • 1週間
  • f
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順