饗宴外交の舞台裏
饗宴外交の舞台裏(201)

オバマ大統領「史上初の再訪」が示した「米印関係」の緊密度

西川恵
 任期中の再訪は米史上初(C)APF=時事
任期中の再訪は米史上初(C)APF=時事

 オバマ米大統領が1月25日から27日までインドを公式訪問した。26日の「共和国記念日」の主賓として招かれたもので、インドは毎年、この記念日に関係を重視する外国の首脳を招待している。昨年は安倍晋三首相が招かれた。

 ニューデリー空港にはモディ首相が直々に出迎え、タラップを降りたオバマ大統領と抱擁した。同行したミシェル夫人はニューヨークで活動するインド出身のデザイナー、ビブ・モハパトラ氏の服を着て現れた。黒とブルーのプリント柄の膝丈までのワンピースに、同柄のコート。インド・メディアはこれを詳細に報じた。

 オバマ大統領とモディ首相は昨年9月にワシントンで、2010年にニューデリーで会っており、バイ(2国間)では3回目の顔合わせ。米大統領で任期中に2度インドを訪れたのは同大統領が初めてだった。

 ムカジー大統領の官邸で歓迎式典が行われ、儀仗兵閲兵、両国の国歌吹奏、21発の祝砲と、国賓に等しいもてなしだった。米大統領夫妻はインド独立の父マハトマ・ガンジー廟も訪れ、献花と植樹を行った。

 その日の昼、ハイデラバード宮殿でモディ首相主催の歓迎昼食会がもたれた。そのメニューである。

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執筆者プロフィール
西川恵
西川恵 毎日新聞客員編集委員。1947年長崎県生れ。テヘラン、パリ、ローマの各支局長、外信部長、論説委員を経て、今年3月まで専門編集委員。著書に『エリゼ宮の食卓』(新潮社、サントリー学芸賞)、本誌連載から生れた『ワインと外交』(新潮新書)、『国際政治のゼロ年代』(毎日新聞社)、訳書に『超大国アメリカの文化力』(岩波書店、共訳)などがある。2009年、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章。本誌連載に加筆した最新刊『饗宴外交 ワインと料理で世界はまわる』(世界文化社)が発売中。
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