大震災の地「東北」と「ネパール」で考えた「共助」

寺島英弥
執筆者:寺島英弥 2015年8月4日

 4月25日、ネパールでマグニチュード7.8の大地震が起きてから、3カ月が経過した。被災者は約800万人、周辺国を含めた死者は約9000人と報じられたが、いまだに全貌は分かっていない。貧しく、海外の援助に依存する同国政府の調査、救援の手が、奥深い山岳地帯を抱える国土の全域に届いていないこと、海外メディアの取材も主に首都カトマンズ周辺など交通の便の良い地域に限られてきたことなどがその理由だ。6月中旬、エベレストに近い同国東北部の村々を訪ねる機会を得た。知られざるヒマラヤの被災状況と、住民たちの「共助」の原点とも言える復旧の努力を報告する。

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執筆者プロフィール
寺島英弥 ジャーナリスト。1957年福島県生れ。早稲田大学法学部卒。河北新報元編集委員。河北新報で「こころの伏流水 北の祈り」(新聞協会賞)、「オリザの環」(同)、「時よ語れ 東北の20世紀」などの連載に携わり、2011年から東日本大震災、福島第1原発事故を取材。フルブライト奨学生として2002-03年、米デューク大に留学。主著に『シビック・ジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙』(日本評論社)、『海よ里よ、いつの日に還る』(明石書店)『東日本大震災 何も終わらない福島の5年 飯舘・南相馬から』(同)。3.11以降、被災地における「人間」の記録を綴ったブログ「余震の中で新聞を作る」を更新中。
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