民主党の大統領候補指名獲得争いは、ヒラリー・クリントン前国務長官が4月19日に行われたニューヨーク州予備選挙で圧勝したのに続き、4月26日に実施された北東部5州での予備選挙でも、ロードアイランド州を除くコネティカット州、デラウェア州、メリーランド州、ペンシルベニア州の4州で勝利。対抗馬であるバーニー・サンダース上院議員(無所属、バーモント州選出)を大きく引き離し、指名獲得に向けてさらに優位を固める結果となった。
5月中旬にも「マジックナンバー」
北東部5州での予備選挙を終えた時点でクリントン氏が獲得した一般代議員の数は、1662名となった。また、自らの意思で特定の候補を支持することができる特別代議員(大統領・副大統領経験者、連邦議会議員や州知事、民主党全国委員会=DNC=幹部など)も、すでに520名の支持を確保しており、合計2182名となった(『New York Times電子版』参照)
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