クリントン候補の下に民主党は「結束」できるか

執筆者:足立正彦 2016年7月30日
エリア: 北米
いよいよトランプ氏との直接対決となる(C)AFP=時事

 

 共和党の全国党大会は7月18日から4日間の日程でオハイオ州クリーブランドにおいて開催され、最終日21日に実業家兼テレビパーソナリティのドナルド・トランプ氏が大統領候補指名受諾演説を行い、正式に共和党大統領候補となった。他方、民主党は翌週の7月25日からペンシルベニア州フィラデルフィアで全国党大会を開催し、ヒラリー・クリントン前国務長官が大統領候補に指名され、最終日28日に指名受諾演説を行い、2大政党としては米国史上初の女性大統領候補が誕生した。これで今年11月8日に投票が行われる大統領選挙は、「トランプ候補対クリントン候補」の直接対決となる。

カテゴリ: 政治 社会
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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